イマジナクトラボ

コンテンツマーケティングとストーリーテリングからコミュニケーションの今と未来を考え、発信します。

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備後企業の役員・管理職5人による座談会 モチベーションアップの本質を探る ー広告の反応率アップから社内リーダーシップまで

行動を継続するための仕組み 理論と実践

花崎 参加された方はもしかしたら聞かれたかもしれませんが、元々の課題意識としてこれをやり始めたっていうのは、今後日本経済がシュリンクしていって人が減っていく一方になる見通しの中で、企業間競争は激しくなるし海外からも攻め込まれるだろうし、難しい問題を数多く抱えています。そんな中、各企業の現場としては新しいやり方が必要だってわかってはいるんだけど、変えると効果が出るかどうかわからないですし、現状のまま甘んじてしまうみたいなところがあって、でもこのままいけば従来の施策の効果はジリ貧ほぼ確実と考えられる。そういう意味では変化が必要不可欠な時代なんだろうなって。で、変化が必要な時代に何か道標になる情報提供の場を提供したいと思ったんです。勝岡常務は自ら行かれていたのでよくご存知の通り、国内でも都内にはいろんな勉強会とかセミナーとかデジタルマーケティング系だけでもいろいろやっているわけですよ。気づきを得たり、人脈を広げる場所はいっぱい用意されているんですね。でも地方にはなかなかないっていうことで、最初に無料のセミナーっていうのをやりました。なんで無料でやったかというと、有料にすると本当は聞いた方がいい人に強くお勧めできないんです。本当は聞いたほうがいんだけど僕達が思っていても御本人にその意思がなければお金を払ってまでこないですよね。時間はどうしても割いてもらわなくちゃいけないけど、せめてコストはできる限りウチで吸収しようと。「タダほど高いものはない」「タダってのがあやしい」って声もあるんですけど、まあとにかくやってみようということでやっています。丸2年やって思ったのが「結局、いい話聞かせてありがとうといってもらえるけど、実際きっかけとして行動、実践につなげている人が思ったより少ないな」ということ。話を聞いて価値を感じたら実際に行動に移して欲しいんです。でも二時間程度の話を聞いてもなかなか行動にはつながらないんですね。その日は「やろう」と思っているかもしれないですけど、翌日仕事にいけばまた目の前にやらなければならないことがいっぱいあって、そのうちに言われたことも忘れてしまうということもあるでしょう。
これはウケウリなんですけど、行動には二つのハードルがあるんですね。一つはやり方がわからない。もう一つは継続できない。成果につなげるためにはちょっと単発的にやったからといって何も変わらなくて、それをずっとやり続けなければならないけど続けられないと。この二つを何か満たしたものができないかなということで、悩みました。
目的としては、新しい時代に向けて成果の上がる方法が、参加者みなさんに理解してもらえること。そして、実際に実践してもらうこと。一回で理解していただいてもいいのだけれども、単発では続かないですよね。いい話を聞いただけで終わってしまう。実際自分の会社の仕事と紐づけることと、継続的に回していくことがすごい大事だということで、今回六回のコースとして考えたんです。
六回コースというのは実際どうでした?

勝岡 どうなんでしょうね。結局作るものによってわりと変わってくるかなと思っていて。例えばフューレックさんなんかは、それこそポスター作って、WEBに誘導してWEBまでみたいなのが設計なんで、いっぱい考えることもおありだと思うんですけど、店頭POP一本になっちゃうと若干中だるみ感は、あるといえばあったんですよ。でもウチの場合はやってみなければわからないというところで、テストして一番効果が高いものを展開しようという話になったんです。その分正解を探すところまで追求しなくなったのも事実で、テストしていいのを選べばいいんだっていう中で、ベストを作ろうみたいなのがなくなったのもあるし、そういった中で六回だと正直ちょっと中だるみしましたね。

花崎 そこはもしかしたら、ネタは一つがいいとは限らないかもしれませんね。

勝岡 もっと自主的にやるのが一番いいんですけど、やっぱりスタッフ日頃の業務もあるし、宿題的に言ってもらえるとやれたのかなあとは思いますね。

花崎 なるほど。秋山さんはどうですか?理論実践といった分け方みたいなものもあったんですけど。

福山三菱自動車販売株式会社 総務部長 兼 企画部長 秋山 尚輝さん秋山 それはいいと思います。明確に分かれているんで、考える時間っていうのが必ず必要になってきますよね。その間に会議をしっかり行って。まあ、みんなそれぞれ仕事を持っていますから無駄なく時間を使えるなっていう、そういった面では非常によかったなって思います。六回以上になるとさすがにしんどい。

花崎 六回が限界って感じですか?

秋山 限界ですね。

花崎 まあそうでしょうね。半年間は長いですよね。今回理論実践ってやったのは、ゲーミフィケーションの動機づけなんですよ。GREEとかモバゲーで、この間コンプガチャって話題になったじゃないですか?実際ハマりすぎて、辞められないみたいな、動議づけ過ぎでしょうみたいな。あれも人間心理なんですよね。ゲームってそこがすごく進んでいて、ポイントがたまって辞められなくなるみたいな、そこのメカニクスをビジネスに応用しましょうみたいな話があって。例えばマイレージプログラムもそうですよね。マイルを貯めはじめたらもう気になってしょうがない。プログラムに参加しはじめると進捗がすごく気になるし、プラチナメンバーとかにアップグレードされると、もうやる気が俄然アップして、「次はダイヤモンドだ!」みたいになるわけですよ。設計がすごくうまくできている。それをイメージしたんですよ。ゲームって旅に出ていろんなステージをクリアしていくじゃないですか。要するに行動をいろいろ選択しながら、トライ&エラーを繰り返していると、なんか小さいゴールがある。第一ステージクリアで「やったー」みたいな。いろんな隠しキャラを見つけたりしながら次のフェーズに進む、といったことを続けていくうちに経験値が上がって「レベルアップ」する。まあマイルと一緒ですよね。どんどん溜まっていくあの感じ。そうするとなんとかアイテムが貰えるみたいな。その動向を可視化して目的に向かって旅を続けていく。動機づけの理論に則って六回ぐらいでやっていけばうまくいくんじゃないかと思ったんです。そこをうまくサポートしていくのに、月一回やって「さようなら、また来月ね。」っていうのでは継続性がなく定着しにくい。そこでFacebookを活用したんですね。これによって継続的にフォローアップできるようになりました。実際どれだけ参加者のモチベーションが維持できたかどうかっていうのは別にして、さっきおっしゃたような中だるみ感とかいうのを吸い上げる仕組みっていうのはいるのかもしれないし、何か考える必要があるのかなと思いまして。聞くっていのがいいかもしれませんね。「課題どうですか?」みたいな。

勝岡 「課題どうですか?」はちょいちょい聞かれてたけどね(笑)。御社の担当者から。「進んでますか?」みたいな。

花崎 それはですね。修羅場の数だけ人は育つと言ってですね。フロー理論って、チクセントミハイっていう人によると、「集中して時を忘れるような没入した状況に人間は入ることができる」らしいです。それは能力に応じてギリギリできるかできないかのタスクをこなしているときに起こりやすいと。まさに修羅場ですよね。修羅場をくぐりぬけると、修羅場の時って結構覚醒状態で、わりとやるべきことが見えてくることがあるじゃないですか。たぶんあの状況なんですけど。この状況に近づけたいわけですよ。たぶん。

秋山 近づきましたよ。

花崎 近づいた?

秋山 近づきましたよ(笑)。どうしようかって。

花崎 本当に?いいですね。うれしいですね。

秋山 本当に行き詰まりますよね。みんな出しつくして。

花崎 そう。日常業務って、同じことをやりつづけたら効率化の方向に向かうんですよ。同じことをずっとやっていくんで、多くの人が「同じ成果をいかに楽にやっていくのか」っていうコンテクストに入っていく。能力を上げていくのにはフローの状態を維持して、ちょっとずつ課題の難易度を上げる環境が本当はいるんだけど、仕事でそれを提供し続けられるか、といえばなかなかできない。今回の六ヵ月間はそういう状況を少し体験していただく。そしてこれで終わりではなくて、さっきのゲーミフィケーションにもつながるんですけどブートキャンプの目的はここだけど、それは企業活動からみると単なる小目的地じゃないですか。その先は、それぞれの会社の旅を続けるわけなんで、その先もそういう状況をどう作っていくのかというのも大事ですよね。

秋山 実際、明日が終わってからですよね。終わってからがスタートですよね。

花崎 やっぱりそういう場がいりますか?たまには経過を。

勝岡 「その後どうですか?」みたいな。

秋山 それあるといいですね。

勝岡 すごくいいですね。何も半年していないよってなんないかな(笑)。

花崎 いいですね。毎月は難しいかもしれないですけど隔月とかで集まって、持ち回りで発表するとかいいですよね。

秋山 ああ、その後どうなったのか?

花崎 そうそう。その後こういうことをやりました。その結果どうでした。

勝岡 そうしないと、また効率化に走ってしまう。

秋山 ぬるい方にいってしまいますよね。

参加者一同

花崎 問題はね。今苦しいって話があったんですけど、僕らもそうですが、だいたいその苦しさから解放されるとそこで終わりますよね。それがポイントなんです。そこから先、会社で「その次」をどう設定していくのかみたいな、レベルアップしたとしたら、その先をどうするのか。私達が用意できることもあるかもしれませんよね。第二期に本当にお客さんが集まったとしたら、先輩格としてみなさんガンガン成果を上げまくっちゃってる感じは、私達にとって非常にありがたい雰囲気があって。そこですよね。
原田室長は、参加したくなったんじゃないですか?(笑)

原田 今のところは(笑)。

花崎 苦しいと思います。広告宣伝もずーっとやっている人にはルーティンになってくるんですよ。ウチなんかもよくあるんだけど、「いつものアレで」みたいなオーダーって結構あるんですよ。「あ、いつものね」みたいな。それは我々とすれば、ある意味効率的に業務をこなせるという意味ではありがたいことなのかもしれないけど、スタッフにとってみると成長の機会になりにくい面もある。ウチもそういう意味では会社の中の人間に新たな成長の機会を与えたとも言えます。彼らとすれば参加者の前でいいところを見せないといけない。そういう「修羅場の設定」が大事だなぁと。業務において基本的に彼らは各自のコンフォートゾーンにいて、それなりに自分の得意技みたいなものを持っているので、コンフォートゾーンの中だけで勝負しようとするんですね。それはよくないと。お客様の視点で挑戦しないといけない。次回も彼らは入ってそれをやり続けるという。そうなってくるとスキルがさらにあがってくるのではないかと。
あと、参加者との交流ってやっぱり面白いっていうのもあると思うんですが、参考になる点って何かありましたか?業種業態まるで違う中で。

勝岡 ぶっちゃけちゃうと、セミナー中はそんなにないですよね。当然セミナー中の時間帯は交流もそんなにないから。Facebookでその後とかの書き込みとか、懇親会では割とあります。

花崎 懇親会は割と何かいい感じですね。

秋山 有意義ですね。

勝岡 役立つっていうか、それこそ懇親会の中だから、酔っぱらってるし、好きなこと言えるし。

秋山 ウチは基本、社長方針で懇親会が本番なんで。

花崎 懇親会はすごく大事ですよね。懇親会の中からね。

勝岡 意外といろいろ生まれますよね。

花崎 懇親会をより実りを多くするためにはどうすればいいですかね?あれでいい感じですか?

勝岡 あれでいいんじゃないですか(笑)。

秋山 いいと思います。

高橋 それはあれですか?先生も懇親会には参加されるんですか?

花崎 来るんです。先生も席を移動したりして、万遍なくみんなと話ができるような形でやっておられるんで。これが結構いいんですよね。懇親会は絶対セットでやったほうがいいですね。