イマジナクトラボ

コンテンツマーケティングとストーリーテリングからコミュニケーションの今と未来を考え、発信します。

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O2Oがつくりだすマーケティングのミライ




O2Oがつくり出すマーケティングの未来PDFリンクボタン




黒瀬 翼 氏 プロフィール
黒瀬 翼
株式会社アイリッジ 取締役 最高執行責任者
法政大学法学部卒業後、旅行会社、VC、IT ベンチャー、コンサルティングなどを経てアイリッジに参画し、取締 役就任。最高執務責任者として、マーケティング・開発ともに深く関わる。自身の経験を活かした幅の広いマー ケティング能力で、アイリッジにおける重要プロジェクトを多数成功させる、「一緒に仕事をしたい」と思わせる プロフェッショナル。好きな食べ物はお好み焼き。

花崎 章 プロフィール
花崎 章
株式会社大和広告 代表取締役
広島県生まれ。中央大学商学部卒。大学卒業後、広告会社営業、メーカー広告宣伝担当を経て、2002年から現職。社長業を務めるかたわら2007年に社会人大学院デジタルハリウッド大学院に入学。主にデジタルテクノロジーとマーケティングに関する研究に参画し、オフラインマーケティングの経験と新たに獲得したオンラインマーケティングの知見と人脈を生かした幅広い活動を展開している。その他コーチング、アクションラーニング、NLPなど、個人と組織内の効果的なコミュニケーションや学習に関する研究も行い、コラボレーションツールを活用した自社ビジネスへの応用を実践中。デジタルコンテンツマネジメント(DCM)修士。LABプロファイル® 認定コンサルタント&トレーナー。

黒瀬さんが考えるO2Oの定義

花崎 黒瀬さん、今日もよろしくお願いします。昨日講演していただいたんですが、参加者の何人かの方から「非常にわかりやすかった」とFacebookのメッセージやコメントでいただきましたよ。

黒瀬 ありがとうございます。

花崎 まずは、かんたんに黒瀬さんご自身の自己紹介とアイリッジさんが今やっておられることについて教えていただけますか?

黒瀬 私はこれまでいろんな業種を渡り歩き、気がつけばコンサルみたいなことをやっていて、企業の支援みたいなことをやっている間にお声がけ戴いたのがこのアイリッジでした。
初めはお手伝い的なところから入ったのがきっかけですね。アイリッジはもともとモバイル専門の開発会社でしたが、現在は「popinfo(ポップインフォ)」という商品を軸にスマートフォン向けアプリ開発やマーケティングのお仕事をしております。

花崎 もともとお手伝いから入られたということなんですけど、アイリッジに入る前もそういった携帯端末を利用したマーケティングの仕事をコンサルとしてされていたんですか?

黒瀬 ベンチャーキャピタル時代にIT業界に触れる機会がありました。その後独立したのですが一貫してIT業界でした。そこからちょくちょく友人の会社などを支援するようになったのがきっかけですね。

花崎 支援というのは、実際にビジネスの中に入って?

黒瀬 そうですね。どちらかというと投資分野が似合わないんだと思います(笑)。現場に入った方が自分としても相性がいいんでしょうね。やるのであればがっつりと入った方が自分の力が発揮できるであろうと。

花崎 投資する側から実務側に移られたということですか?

黒瀬 もともと独立願望もありそういう希望でした。

花崎 黒瀬さんには今回の勉強会でもO2Oというテーマでお話いただいたんですけど、あの湯川鶴章さんは「O2Oの本質を今、日本で一番わかっている男」とおっしゃっています。

黒瀬 それは言い過ぎですよね(笑)。

花崎 あの湯川鶴章さん曰くですよ(笑)。言いまくってますよね。
そこでまず、そんな黒瀬さんが考えるO2Oの定義といいますか、そこを教えていただきたいんですが。O2Oっていろんな定義付けされている状況があると思うんですけど、「O2Oとは?」みたいな。

黒瀬 昨日もお話させていただいたんですが、一般的には10年以上前から米国でクリックアンドモルタルと言う概念がありました。実際の店舗とECの店舗をどう運営して相乗効果を狙うかというビジネス手法が基本と思います。ただ10年以上たった今、いろんな技術が発達していく中で、スマートフォンの出現により情報伝達しやすくなったことからメールマガジンの見直しや、ポイントカードの活用等、そこをどうにかうまくしようというのがO2Oという言葉になっているのではないかとは思います。

花崎 昨日お聞きしていて印象に残ったのが、スマホを活用して「お客さんとの距離感を縮める」ということ。

黒瀬 そうですね。スマホの登場が、一番O2Oという言葉が発展してきたブームの一つなのかなと思っています。昨日も言ったんですが、スマートフォンにできることが2つあって、一つは24時間肌身離さず持つ電子端末なので、いつでも情報伝達できるということですよね。もう一つは位置情報が標準でとれるようになったところ。企業側からしたらいつでもどこでも誰かに対してアプローチできて、しかも位置情報まで使えるっていうのが、今のO2Oを加速している要因だと思います。

花崎 もともと日本って携帯端末のマーケティング活用において一日の長があったと思うんですけど、黒瀬さんはその時代からやっておられましたよね、たしか。

黒瀬 少しだけですが。

花崎 やっぱりフィーチャーフォンの時代に培ってきたノウハウって役に立っているんですか?

黒瀬 当時ドコモのガラケーのサービスで、羊がコンシェルジュになってユーザーの行動をサポートする「iコンシェル」に関連するサービスをたまたまアイリッジが提供しており、そこに関わる事ができました。当時携帯の待ち受け画面に企業がマーケティングの視点で広告を出すっていうのが初めてのものだったので、そこでノウハウが貯まったところはあると思います。

花崎 プッシュ型で個人の情報や行動に応じてリコメンデーション的なことをやってくれるといったものですよね。

黒瀬 そうですね。けど一番使っていて良かったのは、自分の自宅の駅とかを登録しておくと「あと15分で終電ですよ」って時刻表と連携して教えてくれたり、使っている駅の電車の路線を登録しておくと、電車止まった時に遅延情報を教えてくれるっていう日常のサポートが目立った印象があります。

花崎 そうした知見がスマートフォンに端末がリプレースされた中でも役立っていると。

黒瀬 良い経験だったと思います。現状スマートフォンを使って劇的に成功している会社さんってまだ多くないと思います。「O2Oって何ですか?」とよく言われるんですけど、結局、スマートフォンを使って売り上げを上げることに集約されているのかなって思ってます。企業さんをまわっても「スマホからの売上が上がんないよね」っていうのが根本的にあるので、そこを解決してあげることが結果としてO2Oになっている気がします。

花崎 なるほど。そこが黒瀬翼の腕の見せ所でしょうね。

黒瀬 ハハハ(笑)、そうなればいいですね。