イマジナクトラボ

コンテンツマーケティングとストーリーテリングからコミュニケーションの今と未来を考え、発信します。

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O2O とコンテンツマーケティングの交差するところ、マーケティングのミライ

活用できる情報資産はまだまだ眠っている

花崎 行動の捕捉についてはよくわかったんですけど、それ以外にもターゲットを知るために、黒瀬式情報収集術が多分あると思うんですけど。例えばインサイトを考える時に、どういう調べ方というのかな?どういうことをやっているんですか?事前のリサーチとか。

黒瀬 ユーザーのですか?

花崎 そう。この間話を聞いておもしろいなと思ったのは、スキーに行く人は移動中にスキー場を決める人がいる。だからこそ道中のジオフェンシングが効いて、場合によってはお客様の行き先に影響を与えることができる。そんなお話を聞きました。そういうのは企画前に仮説を立てているわけですよね。それってどうやって情報を得ているんですか?

株式会社アイリッジ 取締役COO 黒瀬 翼黒瀬 どちらかというとお客さんが持っているデータの活用ですね。おもしろい例ではスキー場検索アプリで、ジオフェンシングでメッセージ出しているのは高速道路のサービスエリアとかパーキングエリアとかですかね。「お得なリフト券ありますよ」というのを出しているというのがユニークな事例ではあるんです。
既にデータはお客さんが持ってますので、それを効率よく届けることが弊社の役割だと思います。

花崎 なるほどね。あと例えば最近のテクノロジーだとソーシャルリスニングで趣味の人達がどういったことを語っているかということを、マイニングしていくみたいな方法なんかも有効なのかな。そういうのやってます?

黒瀬 やってる会社さんもありますね。ただどの企業も今までウェブ上での分析とか顧客分析ってやられていたじゃないですか。そのはけ口が今までそれこそDMやメルマガくらいしかなかったんですけど、それがリアルのスマートフォンの端末にくるというのが新しい流れだと思いますので、まだまだ情報は出てくると思いますけどね。

花崎 活用できる情報資産はまだまだ眠っていると。まずそこを中心的にがっつりやってますということですかね。なるほど、流石です。
プランにおいては2次コア層へのアプローチが大切というのはわかりました。ただブランド側が純粋な新規顧客のようなちょっとかけ離れた人達を集客するところをもしリクエストされたら、黒瀬さんはどういうプランニングをしますか?私が昨日聞いて思ったのはね、やっぱりそのブランド色を消して、純粋なエンタメ性による破壊力みたいなところに徹するしかないのかな、という感じがしたんですけど、どうなんでしょう?

黒瀬 そうですね、業種業態によって違うと思うんですけれど、通常新規顧客の獲得ってことでいうと、会社というだけで嫌悪感を抱いたり、社名だけで判断してしまうユーザーもいらっしゃると思います。だからターゲットとしているユーザーが興味を持ちそうな分野で一つ花火を上げる施策は十分効果的だとは思いますね。

花崎 やっぱり結局「顧客理解」っていうところに帰り着くんですね。まずは興味をどう持ってもらうか、というところからプランを考えカタチにしていく、という感じでしょうか。

黒瀬 そうですね。

花崎 興味っていう話が出たので、黒瀬式近未来O2O予測なんですけれども、ズバリどんな感じになるんですか?

黒瀬 大雑把ですね(笑)。えーっと、大雑把で答えると、どんどん技術とか発達していって、もっともっと情報が多くなると思うんですよね。また違うコミュニケーションが生まれるかもしれませんし。

花崎 ビッグデータを超えたもっと大量のデータになってくる。

黒瀬 そうなってきますし、まあもっと、LINEの次が出てくるかもしれないですし、「ウェアラブル」って言われるような、グーグルグラスとかスマートフォン以外の通信端末が増えてくると思うので、もう全身データとしてとられると思うんですよね。

花崎 最終的にはバイタル情報まで。

黒瀬 とられると思うんですよね。
だから、たぶん体験はもっとアナログに戻っていくと思うんですね。繰り返しになりますけど。結局実体験の感動は超えられないなという思いがあるので、マーケティング施策も結局リアル体験がベースになるのかなと思います。

花崎 それはテクノロジーが…デバイスを操作するとかそういったことから人間が解放されて、純粋な実体験により集中できるようになるとか、そういうこともあるんですか?

黒瀬 うーん、あるかもしれないですね。でもどちらかというと、結局ネットだけの施策っていうのは、バーチャル的な感情が強いので、リアルでの感動とかがないと。どっち買うかっていうと、リアルで感動したときの方が買うと思うんですよね。

花崎 音楽なんかでも、ライブ収入ってまた増えてきているっていうふうにね。コンテンツ、音楽離れっていうけど、ライブの方はまだ堅調だってよく聞く。

黒瀬 そうですね。普通に売れるのはダメですもんね。

花崎 いかにパッケージで完成度高く楽曲を作り込んでも、やっぱりライブで聞く音楽の方がいいとかね。そういうのってやっぱりあるんですね。

黒瀬 そうですよね。いいですよね。

株式会社大和広告 代表取締役 花崎 章花崎 さっき「ウェアラブル」の話がちょっと出ましたけど、グーグルグラスをはじめとした端末によって「O2Oにおけるインターフェースはこう変わる」といったことはありますか?

黒瀬 インターフェースというより、ビッグデータの取り方が変わってくるかと思うんです。今までビッグデータは、ネット上のログと購買ログ、決済関連のログを貯めていくところに、スマートフォンの位置情報を追加するといったものが基本でした。アプリの行動ログが入ってきて、ビッグデータだっていう風に言われているわけですね。
他のデータが入ってくるので、ビッグデータがますます大きくなっていって、いつになったらビッグデータは完成するのかっていうくらいになるとは思いますね。
そこにウェアラブルが入ってくると、それ以外の「走っているデータ」とか、「感情的なデータ」とか、体重、脈拍といった

花崎 なるほどね。全てをね…。バイタル情報っていうのは、取得できる情報としては可能性があるということですか?

黒瀬 どんどん出てきますからね。体重測ったらサーバに送られて…。

花崎 やってますよ、Withings。

黒瀬 やってますか。あと、手につけて睡眠でよく眠っているかとか、歩いて…

花崎 あー、やってますよ。Sleeptimeっていうやつ。

黒瀬 あー、ありますね。それ、なんか持ちながら寝なきゃいけないんでしたっけ?

花崎 スマートフォンを枕元に伏せて置いて寝る感じ。

黒瀬 あー僕ダメなんです。近くに電子端末あると。

花崎 24時間、身につけておく端末だっていつも言ってるのに?(笑)

黒瀬 そうなんですけど、なかなか慣れないです(笑)。