イマジナクトラボ

コンテンツマーケティングとストーリーテリングからコミュニケーションの今と未来を考え、発信します。

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熊坂仁美氏対談コンテンツ「画像キュレーションサイトから紐解く ソーシャル活用の今とこれから」

ソーシャルメディア運用のポイントはワンソースマルチユース

花崎 次に、画像キュレーションサービスの運用上の課題についてですが、昨日のセミナーでも少し出たと思うんですけど、実際自分達の撮影した写真をアップロードする、あるいは自分達が用意したネタだとか、もうすでにどこかにある写真というものを使うというものもあるし、他社の写真、自社のコンペティターにあたるような人達の写真も含めて自分達の世界観を表現するのが大事だという話があったと思うんです。特にPinするネタ探しの部分で効率的に自分の世界観に合うものができる方法ってありますか?

熊坂 方法としてはですね、例えば私が旅行の写真がすごく好きだとします。Pinterestで今まで見たことないものすごくいい写真を見つけたとして、そこのネタ元っていうのが書いてあるじゃないですか。なんかのブログだったりとかTumblrだったりするわけですけど、そこにいって直接見る。直接見て、新しいまた写真がアップされたらそれをまたPinする。

花崎 そうやって、その人のPinterestアカウントのボードをフォローしていくと。

熊坂 そうです。ネタ元はいっぱい転がっているんですよ。あとはそこをストックしていって時々見に行ったりという感じで集めていく。

花崎 なるほど。わかりました。熊坂さんもおいそがしい中で複数のプラットフォームを運用していくと大変だと思うんですけど、なんかこうやりくりのポイントみたいなものってありますか?

熊坂 それは、私じゃなくてセールスフォースさんがすごくうまいですよ。コンテンツの使いまわしってやつです。例えばこの前私のインタビューでEブックを書いてくれたんです。それをEブックとして使うだけでなく、同じネタでウェブセミナーをしましょうというような感じで、一つのリソースをいろんな形で出していくというのがこれからすごく重要ですね。ワンソースマルチユースのコンテンツプランニングという世界になってくるんですけど、一つのリソースをどういう形でたくさん出していけるか、そしてそれをどういう風にスケジュールしていくか。この感覚はコミュニティマネージャーの仕事になるんですが、これはすごく重要ですね。

花崎 確かにそうですね。ひとつのコンテンツを何度おいしくするか。要するにオーディエンスがいる場所にお届けすることを考える時に、どういう形態で誰にそれを届ければいいのかを考えるということですよね。

熊坂 例えばyoutubeで何か動画を一本作ったとします。そしたら別に動画だけじゃなくって、写真をその場で一緒に撮っちゃえばいいわけです。そしたら動画をyoutube、写真をPinterest、あるいはFacebookというふうにできるんです。

花崎 人によって視覚を重点的に使っている方、読解とか文字情報で何かを理解する方、いろんな方がいるので、いろんな感覚を使えるような形で多種多様なコンテンツを用意するって大事かもしれないですね。

熊坂 実は昨日もですね、新幹線の中でひさびさにメルマガを書いていたんですよ。いつもひさびさなんですけど私(笑)。メルマガ書いていて、待てよと。メルマガ読者は5千人なんですけど、5千人だけじゃもったいないなと。これをそのままこれをブログにしようと。

花崎 あーそういうの大事ですよね。

株式会社ソーシャルメディア研究所 代表取締役 熊坂 仁美氏熊坂 メルマガと書き方はちょっと違うんですけど、基本は同じ内容で、ブログ用の書き方にして、写真を入れてブログにしたんです。それで、ブログを書いたら、今度はそれをFacebookにシェアする、Twitterにシェアする、Google+にシェアするとやっていくわけですね。そうすると、昨日見たら、その内容がすごくヒットしたらしく、ブロゴスにも転送されて、あれ?みたいな。メルマガだけだったらそれはなかったわけなので。

花崎 そうですね、クローズドな世界ですからね。

熊坂 これはこれでメルマガはまた違う人なんですよね。もちろん重なっている方はいるんですけど。作業自体は時間的にほとんどかからないわけですよ。メルマガを書くのに時間かかりましたけど、それをちょっと直して写真入れてブログにアップするというのは、本当に10分とかそんなものなんですよね。

花崎 それによってより届くべき人に届いていくっていうね。ちょっとしたところですよね。

熊坂 これからこういうチャンネルがあふれてくる中で考えなければいけないのが、一つのコンテンツをどういう形でこうたくさん使っていけるだろうかと。そこをまず考えないと。

花崎 まずコンテンツが中核にあって、それをメディアニュートラルにどこをどういう風に使ってというのを考えないといけないと。

熊坂 これちょっとファッションに似ていて、例えば気に入ったブラウスをTPOによってどんなふうに使うか。例えばカジュアルに使ったりとかフォーマルに使ったりとかあると思うんです。それは同じ使い方じゃなくて、小物を変えたり、ジャケットを変えたりっていうような形で使いまわしってありますよね。その感覚ですよね。

花崎 使いまわしね。確かにそうですよね。知恵ひとつで驚きの成果が得られるかもしれないと。

熊坂 TIPSを言うと、一つのメルマガネタがあったとして、それを3つに分けてもいいわけですよ。3つに分けてFacebookにシェアしていくとか。

花崎 あーそれいいですよね。

熊坂 特に一つイベントがあったら、今回のイマジナクトラボ勉強会っていうのも一つのイベントでコンテンツなわけですよ。私の話した内容だったり、写真だったり、あるいは参加者の方の感想だったり、参加者の方の写真だったりっていう、ここでやることによってたくさんのコンテンツが集まっているので、それをどういう風に出していくか。

花崎 確かにそうですよね。まだやれる余地がいろいろあるなということに今なんとなく気付きました。

熊坂 例えば昨日の私の話でもいろんな複雑な要素があって、海外の最新情報の部分もあれば、画像の話もあれば、ソーシャルコマースの話もあるわけです。そしたらソーシャルコマースの話だけピックして、そこに興味のある人向けに出したりとか、モバイルの話に興味がある人向けに出したりとか。編集というのがそこに入ってくるんですよね。そうすると本当にワンソースマルチユースになっていくという。

花崎 そこに熊坂さんの話をベースにしながら自分の解釈を加えていくことで、自分の価値というかフィルターを乗っけていくみたいなね。それを考えると、私結構音楽が好きで、今もPCDJとかのコントローラーで遊んでるんですけど、あれに近いですね。元ネタとしてはアーティストが作った楽曲というのがあって、それをちょっと混ぜるだけでずいぶんいろんなものになっていくという。それってなんか自分のセンスがもろに出る。まさにファッションのコーディネートに近い感じですね。そういうコーディネーション、キュレーターというのはそういう立ち位置なのかもしれないと。そういう時代になっているということなんでしょうね。

熊坂 だから生ネタをそのまま出すんではなくって、やっぱりそこに編集、味付けというものがあってこそ、みんなが楽しめる。音楽もそうですけど、多分にエンタメ要素が入ってくる。その感覚、エンタメなんだよという感覚を持つのと持たないとではファンが全然違う。

花崎 そうですよね。ファンをいかに楽しませるかというのはすごく大事なところですよね。わかりました。