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売り込まなくてもお客様が来てくれる仕組みづくり コンテンツマーケティング基礎セミナー 開催レポート

2013年7月26日(金)に、株式会社ガイアックスの木谷さんを講師に、コンテンツマーケティングの基礎セミナーを開催しました。定員を超える参加申込みを頂き満員になりました会場の様子をアップします。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
今回セミナーを受けて感じたことをレポートにしてみました。よろしければお読みください。

コンテンツマーケティングが重要になってきているもうひとつの理由

セミナーの中で「なぜ今コンテンツマーケティングか?」というお話がありましたが、そこで話されていた内容から感じたことをまとめてみたいと思います。

一般的に消費者が商品やサービスを購入するまでには、下記のような心理的なステップをたどると思います。 商品やサービスを・・・ ①知らない → ②知っているが無関心 → ③興味関心あり → ④欲しい → ⑤購入 マーケティングでよく使われる「潜在需要」という言葉は②や③のあたりで使われます。 「顕在需要」は④の状態ですね。

この流れはAISASなどの消費行動ファネルとしてもいろいろな記事で見かけます。 画像検索してもこんなにあります。

消費行動ファネルGoogle画像検索>>

基本的に①から④にかけて、だんだんとボリュームは少なくなっていきます。 ①が100だとすると②は80、③は50、④は20で⑤は10みたいな。

ここで私は、上記が20年前の平均的ファネルだと仮定して、今でも同じマーケティングをしてみると、この減り具合が大きく変わるのではないかと思いました。 ①が100だとすると②は50、③は10、④は6で⑤は5。

情報が増えているので①から②になるのがまず大変。大きくボリュームが落ちます。 ②から③も成熟社会でモノが溢れている現状から、自社の商品やサービスに興味を持ってもらうのはかなり大変だと思います。 ここまででかなりボリュームが減っているので、③から④の欲しいと思う人になる割合は同じでもボリュームは半分以下。 そして、欲しいと思ってからWEBなどで簡単に買えるようになっているので④から⑤はほとんど減らないのですが、全体的には半分のボリュームになっている。

つまり、①知らないから②知っている、②無関心から③興味関心ありにする施策が現代ではすごく重要になってきているのではないでしょうか。 そこで「コンテンツマーケティング」の出番です。

知ってもらうために多少商品やサービスから遠くても、顧客視点で役に立つ情報を発信し、興味や関心を持たせるために、幅広く様々な視点での情報を継続的に発信する。

もちろん、「幅広く様々な視点で」「継続的に」「役に立つ」情報を発信するのはすごく面倒くさくて、難しいことですが、社会構造的に④の欲しいと思う人が減ってきている中、少ないパイを取り合うよりは長い目でみると効率が良い気もします。

なかなか効果がすぐには出ないコンテンツマーケティングですが、コツコツがんばって行きたいと思います。 これからもイマジナクトラボをよろしくお願いいたします!